読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

その背中を追いかけて

好きなものを、好きなだけ

重岡大毅10000字インタビュー『裸の時代〜僕がJr.だったころ〜』を読んで

 

"7人"にもっとも強くこだわっていたと言われる男の本心とは…?

見出しに書かれたこの文字を読んで、次のページに進むことを躊躇った。今まで公開されてきた4人のインタビューで語られた重岡くんが"7"にこだわっていたこと。自分のことをあまり語らない重岡くんの口からそのことについて遂に触れられるのかと思ったら、言い方が悪いけど、楽しみだとも、怖いとも思った。

私みたいな新参者が、と何度も思ったけど、自分が読んで感じたとこは文字に残したかったから残す。ボキャブラリーも文才もないから、文章ぐっちゃぐちゃだと思います。無理だと思ったら、そっと画面を閉じてください。

 

 

 

 

 

 

一通り読んだ感想は「ああ、これが重岡くんなんだ」ということ。

正直、読み終わってからいろいろとピンと来なかった部分もあった。でも、これを書き始めるまでにいろんな媒体を見直して、新しい媒体を見て、その場ではピンと来なかった点が、だんだんと線になって繋がって行った気がした。気がしただけ。ほんのちょっとだけ。

重岡くんっていろんな意味で掴めない人だと思ってて。メンバーも言うように、本当に何に対しても真面目で、ザ・アイドル。生活感がないわけじゃなくて、プライベートなこともあれやったこれやったっていろいろと話してて、でも本当の意味での "自分のこと"  は話さない。未知。アイドルは自分には手の届かない、それこそ掴めない存在でいてほしいと思っている私にとって重岡くんは理想のアイドル像なのかもしれない。でも、ふとした瞬間に、こっち側だと思う瞬間があって。それを一番感じたのは、この言葉から始まった彼の生い立ちだった。

 

俺はけっこう隠してきたんで、自分のこと。あんまり、本音を出すん嫌いなんですよ。今日は、正直に話そうかなって思ってます(笑)」

 

最初にこの文章を読んだとき、期待からか"7人"にこだわったことを話してくれるのかとばかり思っていた。私の勝手な思い込みで『今日は、正直に話そうかなって思ってます(笑)』の意味が頭の中で変わってしまっていて、"自分のこと"の意味、それにちゃんと気付いたときはすげー恥ずかしかった。馬鹿だなって。浅はかだったなって。でもその勘違いを経たから、ちゃんと自分の中で整理して、ストンと落ちてきたのかもしれない。

たまにこっちが心配になってしまうようなクソ真面目な青年は、かつて流されやすくて、頑固で、でも泣き虫で、いたずらっこだったけど屈折していて、スネ夫タイプだったと言う。なんか、ものすごく人間臭さを感じて嬉しかった。正直。ああ、この人もちゃんと人間だって。当たり前なんだけどそう思って。上手く言葉にできないのがもどかしいんだけど、ずーーーっと真面目なわけじゃなかったんだって。今でもいたずらし放題なのは知ってる。そうじゃなくて、昔から形成された真面目さじゃなくて、本人が言うように"クズだった”自分があるからこそ今の真面目な彼がいるんだと。なんだか妙に安心した。何故かは知らないけど。

そして、流されて流されてきた人が、流されて送ったジャニーズ事務所のオーディションで『あ、これ楽しい』ってものを直感で見つけて、計算で笑っていたわけではなく、本当に楽しかったんだと笑顔で踊って、それがジャニーさんの目に留まって、受かって、今ここまできて。本当に流された先がここでよかったなって。重岡大毅という人間が今ここに立って、グループのセンターに立って、キラキラのアイドルをし続けてくれてよかったなって。今この人を応援できててよかったなって。

 

 

「正直、4から7になった経緯に関して改めて考えることは、今までほとんどなくて。自分の中では忘れたいことなんで」 

「3人が絶対に必要だから。もちろん、感情的に入れてあげたいって思いはありましたけど。そんな気持ちだけでどうこうできる環境じゃないんで」

「テレビでも雑誌でも、7人よりも4人の方が、ひとりひとりにスポットが当たる。仕事だってグループとして受けたら、4人なら4分の1、7人なら7分の1になるって話もされました……。そうかもしれない。でも、その考えは、僕は絶対受け入れられなくて。7人じゃなきゃダメだって」

「仕事って奪い取るくらいの気持ちがないといけないと思うし、俺は個人としてじゃない、グループとして売れたかったんです。国民的グループになりたいんです。それは半端な想いじゃないんで。そのためには、絶対に3人が必要なんです。だから情やないんですよ、全然。3人が必要やって思ったのは」

「だから、なんか美談にはしたくなくて。情じゃないですもん。そんなん3人に失礼やから」

 

美談にしたくないと冒頭で語る、インタビュー中のほんの数行。そして終盤で語られる"7人"への想い。ちゃんと語られてたじゃないか。なんで私は一回目読んでピンと来なかったんだ。馬鹿か。

3人を入れることは、ある意味非現実的なことだったのかもしれない。きっと誰もが望んでたことだったと思う。私ですら思った。失礼な話だけど、この発表自体がなにかの間違いだったんじゃないかって思いたかった。3人はどうなるんだ、何故4人じゃなきゃいけなかったのか、7人じゃだめだったのか。7人がよかった。でもそんな夢みたいなことあるのかって。"4人"だと発表がされて、それを覆すなんてそうそうあるもんじゃない。

でもそれを超現実的に捉えて、時にシビアに考えて、そんな気持ちだけじゃない、情じゃない、半端じゃない想いを持って動いて、それがちゃんと届いた。"情じゃない"なんて口ではなんとでも言えるけど、行動に移して、苦しんで、もがいて、あきらめないで、結果"7人"になった。今思い返せばすごいことだな、と。すごいとかそんな陳腐な言葉では済ませられないけど。凡人にはわからないほどすごいことを成し遂げたんだな〜なんて。

 

照史「4人で何度も話し合ったけど、特に、しげは最後まで7人ってことにこだわってましたし」

濵田「4人が社長や事務所の人に働きかけてくれてるって話を、漏れ聞いたりもしたんです。それでも進展は無くて…。しげに言ったんです。"いろいろ動いてくれとるらしいな。ありがとな。でも、もうムリやろ。俺、別の道探すわ"って。そしたら、しげが、すっげー真剣な顔で"ちょっと待っててください。100%入れないとは思わなくていいと思います。今はまだ、それくらいしか言えないですけど"って」

 小瀧「特にしげは、ずっと"7人がいいです"って言い続けてて。たぶん、あのころ僕、誰よりもしげと話し合ってて。"もともと僕たちは7人やから、絶対7人でいこう" "そうやな"って。しげが振り付け師に"7人がいいです"ってひとりで言いに行ったんです。そのあと、僕が呼ばれて。"おまえはどっちがいいんだ?"って聞かれて。"7人です"って」

 

普通あり得る?あり得なくない?ってことやっちゃったんだよね、ジャニーズWESTって。でもそのシナリオを武器にしない、美談にはしたくない、グループとして、"7人"で売れるんだっていう強い思いが伝わってくるのが重岡くんの言葉で。もしかしたら贔屓目なのかもしれない。でも『ジャニーズに入るまでの生き方、汚点なんですよね』『マジで自分でもクズだったと思います』隠さずに自分で言えること、流されまくった人生があったからこそ今の誰が見ても超真面目な重岡くんがいて、だから説得力がある。人を動かせるだけの説得力が。

もしかしたら事務所も、言い方が悪いかもしれないけど、重岡くんの"策略"に乗ってしまったのかもしれない。捉え方の問題だけど、グループが売れるために、でも裏を返せば自分も売れるため。そのためにはグループとしての知名度、人気がなければ意味がない。個人が先走ってもグループが追いついて行かなければ意味がない。いろんな色とそれぞれの才能、特技を活かして外部で取ってきた仕事をグループに持ってくる。それが最善の方法なんだと。売れるための最善の方法。そう思ったのかな〜っていう勝手な私の推測。実際どうなのかは知らないけど。私の勝手な推測はどうであれ、本当に重岡くんは自分だけじゃなくて、グループが売れることを望んでることはちゃんと伝わった。"7人"を突き通した重岡くんは、本物の頑固者だと思った。我が儘じゃない、頑固。そこが好きだと思えた。

 

 

「小中高、全部地元で。この前、急になんか通学路を、もう1回歩いてみたくなって散歩したんです。そしたら、いつの間にか泣いてて。なんか、こじつけなんですけど、無邪気だったあの頃に戻りたくて、濵ちゃんのケータイをお尻にはさんだり、小瀧の頭にかぶりついたりしてんのかなって(笑)」

 

ここ読んで、実際の情景はわからないけど、ひとりで道を歩いて泣いてる重岡くんを想像したら、こっちが泣きそうになった。もう後戻りはできない、無邪気で石ころを蹴飛ばしてれば楽しい頃には戻れない、決して楽な環境ではない、前に進むしかない。アイドルって儚い。この人が7WESTのセンター、関西Jr.のセンター、そしてジャニーズWESTのセンターとしてどれだけの重圧とプレッシャーを背負ってきたのか、どんな思いだったのかはわからない。でもそれを発散するためなのか、はたまた別の理由かはわからないけど、いたずらして甘えて笑って、それを受け入れてくれる、大事な時に背中を押してくれるメンバーに出会えたから、この人はセンターに立ち続けることができるんだろうな、いつもキラキラな笑顔を私たちに見せてくれるんだろうなってすごく思う。きっと、それがなかったら、強く熱い気持ちだけはもっていても、あんなにキラキラしていられない時があるかもしれないって思ったら、メンバーの存在は本当に大きいんだと思い知らさせる。俺にはメンバーが必要だという気持ちがこっちに伝わってくるのは、ここにもあるのかなって思った。

 

 

 

ここまで書いてきて、やっぱり自分は文章を書くのが苦手だな〜と思いました。たぶん私が言いたいこと、重岡くんみたいにうまく伝わらないなって痛感しました。文才もボキャブラリーもない、別に真面目でもない、ただの一般人。卑屈になってるわけじゃなくて、自分には何か足りないなって。このインタビュー読んで思った。ああ、この人の言葉の説得力…ってまたここで思うわけですよ。そういうところ。 

「先を考えて今動くこともある。でも結局、未来のためには今がんばらなくちゃいけない。人は変われるから、過去をずっと後悔してたって未来は変わらない。かなわないかもしれないって未来に不安になっててもしょうがない。未来を変えるために大切なのは今だから。俺はできることをやるだけです」

正直、新参者の私がこんな長文垂れ流したところで反感買うんだろうなと思いながら書いてた。でもこの言葉を思い出したら、過去を後悔してもしょうがないんだと思えて。全てを見ることができなかった過去は変えられない。だから私も今を大切にしようと思った。都合のいい考え方なのかもしれないけど、自分が見たものが全てだと思ってるから。想像でも妄想でもない、今自分が見ている重岡大毅を、ジャニーズWESTを感じたい、応援していきたいって強く思った。たぶんこれからずっと、重岡くんの言葉に良くも悪くも…って言いつつ悪くもってほぼないと思うけど、影響を受けていくんだと思う。単純だから。っていうどうでもいい話。少なくとも上に記した言葉は、私が今までの人生で出会った言葉の中で一番説得力のある言葉だった。歴史に残ってる偉人でもない、私より年下の男の子の言葉。そういえば年下だったね、そんなこと気付かなかったよ、今気付いた。思い出した。それくらい私の中では説得力があった。言葉に年齢なんて関係ないね。はあ〜大好きだ。

 

 

 

「7人でよかったって思う瞬間は……毎日ちゃいますか。何かが起こって、"わっ!7人でよかった!!"って思うんじゃなくて、こうやって7人でいるのが当たり前になっていることが、やっぱいちばん幸せで」「7人で夢に向かって走ってる今が、やっぱいちばん幸せなんだなって思うんです」

 

重岡くんが強く望んだ"7人"でデビューするということ。このインタビューが掲載されているMyojoが発売される前、なにわ侍のDVDを見て、いろんなことを思い出して泣いた。そして笑った。このインタビューを読んで、またなにわ侍のDVDを見た。10000字インタビューで語られていたことを思い出しながら見たら、見方が少し変わった。こんな言い方していいのかわからないけど、おもしろかった。約10ヶ月を経て、新たに演者の心情を知ることができたから。流星くんと淳太くんのインタビューはまだなので、読み終わったら、またちゃんと見ようと思う。

 

7人で笑い合ってる姿を見ると、本当によかったと。7人でよかったと。今までのいろんな感情ひっくるめて、これが正解なんだと。これからも、この7人の姿を自分の目に焼き付けたいと強く思えた10000字インタビューでした。キラキラした笑顔、過剰ないたずら、たまに出てくるどこ目線だよっていうコメント、弟っぽいなと思ったらふとした時にお兄ちゃんの顔で微笑んでるとき、かっこつけないといけない曲で楽しさなのかふと笑みが零れるとき、他にも挙げ出したらキリがないけど、改めて、本当に重岡大毅という人が大好きなんだと思いました。好きになってよかった。今ももちろん思ってるけど、きっとこれからもっともっとそう思わせてくれると信じて、重岡くん、そしてジャニーズWESTを応援し続けたいと思う。